子育てと子どもの病気いろいろについて
こどもの病気について
子どもは成長していくとともにいろいろな病気にかかるでしょう。今回紹介した以外にもいろいろな病気があります。とくに、風邪はウイルスが250種類以上もあるというのだから、何度もかかってしまいます。幼稚園や保育園など、子どもが集まるような場所に行くようになると、たくさんウイルスがありますので、風邪や病気にかかりやすくなるでしょう。
そのたびに看病をするのも大変でしょう。風邪や病気がうつってしまうこともあります。しかし、風邪をひくことによって子どもは抵抗力をつけて強くなっていきます。子どもの症状を見ながらしっかりと対応しましょう。また、予防接種などで防いだり症状を軽くできるものもあります。任意接種の場合は、自分でお金を払わなくてはいけませんが、予防接種はしっかりと受けておくことをオススメします。
中耳炎
耳の病気もあります。中耳炎です。中耳炎でもいくつか種類がありますが、急性中耳炎は子どもに多い耳の病気です。風邪をひくことで、細菌が中耳に入って急性中耳炎を起こしてしまうことが多いようです。耳をいたがったり、熱が出るなどの症状があり、症状が進むと、耳だれが出てきます。
うみがたまったままになっていると。難聴になってしまうことも考えられるので、耳を痛がったり耳を良く触るなどの症状があるときには、中耳炎かもしれないと考えましょう。また、難聴になる危険が高い中耳炎が滲出性中耳炎です。鼓膜の奥の中耳腔に、滲出液という液がたまり、鼓膜の震えを鈍くしてしまうので、耳が聞こえづらくなります。熱や痛みがないので、症状を見つけるのは少し難しいようです。
呼んでも返事がない、テレビの音が大きいなどの時は注意が必要です。どちらの中耳炎も、鼓膜の一部を切り、膿などを出します。再発をしやすいという特徴もありますので、気をつけましょう。何にしても早期発見が大切です。子どもの変化をしっかりと見ておきましょう。
腸重積と川崎病
あまり聞きなれない病気だと思いますが、腸重積という病気があります。腸の一部が突然腸にめり込んで、血行障害などをおこしてしまいます。そのまま時間がたってしまうと、その部分が壊死してしまいます。発症してから24時間以上たってしまうと、手術が必要になてしまうこともあるのです。症状は、激しい腹痛で、突然泣き叫びます。顔色が悪くなり、嘔吐することもあります。
でも、痛みは2,3分でおさまります。それですぐにけろっとしますが、また腹痛に襲われてという症状を繰り返します。血便も特徴です。腸重積は早期発見が第一です。いつもよりも痛みが強いなと感じたり、何度も繰り返すような症状があれば、病院に連れて行きましょう。
また、川崎病という病気も聞きなれないと思います。川崎病はいまだに原因が解明されていません。アジア系の子どもに多く発症するといわれます。発症すると、高熱が5日以上続き、発疹が出て、手足が腫れます。目が充血したり、唇が赤くなったり、首のリンパが腫れたりします。この症状が終わると、手足の皮がむけてきます。
心配なのは後遺症です。心臓に障害が残ったり、心臓冠状動脈瘤で突然死をしてしまうこともあります。しかし、最近では医療の発達でしっかりと治療や検査を受けることで以前ほど恐れる病気ではありません。
突発性湿疹
子どもが熱を出すと心配になりますよね。しかも、初めての発熱が高熱だったら・・・。不安でたまらなくなると思います。突発性発疹という病気があり、初めての発熱はこの突発性発疹という赤ちゃんも多いようです。1歳くらいまでに90%の赤ちゃんがかかるといわれているのです。
突発というだけあって、発熱は突然です。突然高熱が出て高熱が3,4日続きます。熱が下がると、次は発疹が出て、体中に広がります。発疹が出て初めて突発性発疹だとわかるのがこの病気の特徴です。子どもによって違いはありますが、高熱が出ているときよりも、発疹が出始めて空のほうが機嫌が悪くなります。
発疹は2,3日で落ち着きますが、それまではぐずぐずとする子どもが多いようです。高熱が出てもしっかりと落ち着いて対応できれば心配はありません。水分をしっかりととらせて脱水症状にならないようにして、安静にしておけば、症状は治まりますよ。「神様がくれた教科書」ともいわれる突発性湿疹。しっかりと症状をみきわめて対応してあげましょう。
インフルエンザ
毎年冬になると必ず流行するのがインフルエンザです。風邪とは違い、子どもやお年寄りは、命にかかわることもあるので、気をつけなくてはいけません。A、B、C型のインフルエンザの感染で発症します。空気感染で、感染力がとても強いのも特徴です。1日から3日ほどの潜伏期間があり、突然高熱が出て、筋肉痛や寒気などの症状が出ます。
インフルエンザにかかってしまったら、水分をとりながら休む。風邪と同じです。ビタミンCをとると治りが早くなるといわれています。高熱が出るので、解熱剤を使いたくなるところですが、インフルエンザウィルスは熱によって死滅します。ですから、熱を下げてしまうことで回復が遅くなてしまうことがあるのです。解熱剤はなるべくなら使わずに、脇の下や足の付け根等を保冷剤などで冷やしましょう。
インフルエンザには予防接種もあります。予防接種をすることで、感染しても軽くすませることができます。ワクチンは、13歳までの子どもは2回接種が必要です。1度目の摂取は11月中が理想的です。1歳未満の赤ちゃんは、予防接種をしても効果があるかどうかは明らかではないので、うけなくてもいいといわれていますよ。また、重度の卵アレルギーの子は予防接種を受けることができないので注意してください。
インフルエンザは、手洗いうがいをすることでかなり予防できます。外から帰ったらしっかりうがい手洗いをしましょう。湿度を60~70%に保つことでも予防できます。心配なのはインフルエンザ脳症です。インフルエンザに感染した後にかかり、突然意識障害を起こしたり、痙攣をしたりします。うとうととぐったりしている、呼んでも応じない、変なことを言い始める、けいれんを起こす等の症状があれば、受診しましょう。
死亡率も高く、回復しても後遺症が残ってしまうことも多い怖い病気です。まずは予防接種大切になってきます。子どもの命のために、予防接種を受けることをオススメします。